CB400SF NC42 (2008年製)のヘッドライトをイカリング付LEDヘッドライトに換装してみました。ずいぶん前から販売されている商品なので、皆さんも見たことがあるであろう大陸性のアレです。amazonさんのレビューを見ると、ポン付けみたいに書いてありますが、ネット上で、取り付け方法の情報も少なかったので、なるべく詳細に書いてみました。よかったら、最後まで読んでいってください(^▽^)/
それでは、レッツトライ!
必要なもの
- イカリング付LEDヘッドライト amazonリンク
- ヒューズ電源(10Aミニ平型) amazonリンク
- 配線(0.5sq1.2m)、ギボシ(オス・メス一組)、配線保護(←例:配線チューブ amazonリンク)
必要な工具
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
- 電工ペンチ
手順
ヘッドライトを外す
まず、バイクのメインキーをOFFにしてください。もちろん、バッテリーのマイナスを外すのがベストですが、やりませんでした(;’∀’)
写真の赤丸のボルトをプラスドライバーで外します。左右にあります。
ヘッドライトユニットがガバッと取れるようになりますので、ユニットがお辞儀した状態にします。写真の赤矢印の位置を押しながら、プラグを引き抜きます。これで、本体からユニットが外れます。
イカリング用電源準備
LEDヘッドライトには、H4のプラグとイカリング用のギボシ端子があります。
イカリング用の電源はACC電源がいいので、シート下にあるヒューズボックスから取ることにしました。既に、d-unitのリレー用にヒューズボックスから電源をとっていたので(d-unitの記事はコチラ)、今回は、配線を分岐しました(配線分岐ハーネスのamazonリンク)。
あとは、ヘッドライトまで、配線を延長しないといけないので、0.5sq1.2mの配線(端部にオスメスのギボシを取付)を準備しました。ちなみに、イカリングは5Wなので、配線は0.5sqでOK、ヒューズボックスのACC電源は、120Wまでいけるので、容量は全く問題なしです。もし、ヒューズボックスのACC電源を他の電装品で沢山使っている場合は、120Wを超えないように注意してください。
接続テスト
LEDヘッドライトに初期不良がないか、チェックします。H4プラグとイカリング用ギボシを接続して、いざ、メインキーをON!
点きました。HI、LOW、イカリングすべてOKでしたε-(´∀`; )
光軸調整用ボルト取り外し
純正のヘッドライトから光軸調整用ボルトを外します。ゴムのキャップを外して、台座のボルトを外して、光軸調整用ボルトも緩めていきます。
こんな感じにバラバラになります。台座と台座の固定ボルトは使わないので、元に戻しておきます。その他は、アトで使います。
アウターリム取り外し
上下のボルトを緩めて、アウターリムを外します。ボルトのメス側の金具は使いませんので純正に戻したくなった時のために大切に保管してください。オス側は全てアトで使います。あ、もちろんアウターリムも使います。まぁすぃいのCB<NC42-1000001~>は、アウターリムに錆があったので、互換品の新品を新調しました。互換具合はバッチリだったので、リンクを貼っておきますね。楽天リンク(互換品)
インナーリム換装
純正ヘッドライトのインナーリムを外して、LEDヘッドライトのインナーリムとして使います。3か所のツメで引っかけてるだけなので、マイナスドライバーで、ほんの少しだけツメを起こしてインナーリムを外します。
あとは、LEDヘッドライト側に取り付けしてツメを折り曲げるだけですが、LEDヘッドライトの表面にツメが当たらないように気をつけながら、写真の位置にツメが来るように取り付けます。位置がずれるとツメが干渉して折り曲げることができません。
ここで問題発生です。インナーリムの径が大きすぎて、LEDヘッドライトがグラグラします。仕方がないので、養生テープを隙間に詰めてみました。どうせ見えなくなるし、OKでしょう(;’∀’)
アウターリム取付
アウターリムにLEDヘッドライトを取り付けます。先ほど取り外したオス側のボルト類を使います。その前に、、、
注意事項ありです!上下の向きを間違えないように取り付けます。LEDヘッドライトは、表の文字がある方が上、アウターリムは、光軸調整ボルトのあった方が下です。(写真右側は、純正ヘッドライトからアウターリム取り外し前です。この段階では、アウターリムに純正ヘッドライトと光軸調整ボルトが無い状態が正解です)
光軸調整用ボルト取付
台座と台座固定用ボルトは、純正ではなく、LEDヘッドライトの付属品を使います。台座の高さが違うので、純正を使うとおかしくなると思いますので。光軸調整用ボルトをアウターリムに差し込んでから、スプリングと台座と白い樹脂をセットして、プラスドライバーで、光軸調整用ボルトを締めていきます。
光軸調整用ボルトを締め続け、スプリングが縮んで、台座がヘッドライトに届いたら、台座をボルトで固定します。ボルトは、LEDヘッドライトに付属のボルトを使います。最後に、ゴムのキャップをつけます。
本接続
イカリング用の配線をタンク下から通してきて、ヘッドライトケース裏の穴から出したら、準備完了です。H4プラグとイカリング用の配線接続して、ヘッドライトケースにヘッドライトを取り付けます。ヘッドライトケース内は、配線がムチムチに入ってるので、閉めるのが大変ですが、上部のツメをひっかけてから、ぐいぐい押します。力任せにやると、ケースが割れそうになるので、配線をうまく調整して押し込みます。
右下と左下のボルト穴が見えたら、プラスドライバーで、ボルトを締めます。(写真の使いまわしすみませんm(_ _)m)
光軸調整方法
上下の調整は、ヘッドライトブラケットの左右のボルトを緩めて調整、左右の調整は光軸調整用ボルトを回して調整です。(写真の使いまわしすみませんm(_ _)m)
これにて、全工程完了です。
新旧比較(Lowビーム)
光軸未調整ですが、左が新で右が旧です。新は、とにかく左右の照射範囲が広く、明るいです( * ´∀`*)
新旧比較(Hiビーム)
同じく、左が新で右が旧です。新は、Lowに上の方の照射が追加されます。明るくて夜道も安心ですね( * ´∀`*)
まとめ
取り付けてみると、今風になって大満足な一品でした*.⸜(ˊᗜˋ)⸝.*残念なのは、表面がガラスじゃないので、傷がつきそうなところ。コーティングしといた方がいいですね。まぁ安いので仕方がない。。。
車検については、イカリングがその他灯火類に含めてもらえるかがグレーゾーンのようですが、amazonのレビューでユーザー車検ならとおるとのコメントが複数あったので、大丈夫だと思います。ただし、配線しないで、イカリングが光らないのは整備不良でNGになるので、ちゃんと配線しましょう。
次のカスタムも電装品関係の予定ですwそれでは、また(^▽^)/
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