エンジンオイルとオイルフィルターの交換は、頻繁にしないといけないので、結構面倒ですよね。そして、地味にお財布に優しくないお値段。いつもはバイク屋さんにお願いしていましたが、お安く済ませるためにも、今回からDIYでやることにしました。初めてだったので、バッチリ道具を買い揃えました。それではレッツトライ!
エンジンオイル交換時期
一般的に、3,000km~5,000km又は半年となっています。CB400SF(NC42)の取扱説明書では、初回:1,000km又は1か月、以降:10,000km又は1年となっています。バイク屋さんは一般的な方を奨めてくるので、そのとおりやっておいた方が無難だと思います。
オイルフィルター(エレメント)交換時期
オイル交換2回に1回フィルターも交換です。今回やってみて分かったのですが、オイルフィルターの中にも結構オイルが入ってます。オイルの種類を変える場合は、オイルフィルター交換と同時がいいですね。異なる種類のオイルを混ぜるのは、取扱説明書でもNGとなっていますので。
必要なもの
- エンジンオイル 10W-30
オイルのみ交換時:3.0ℓ
オイルとフィルター交換時:3.2ℓ
※取扱説明書によると、推奨はホンダウルトラG1です。(amazonリンク)
G1は性能アップして、5W-30になっていますが、必要な性能を満たしているので、G1を使っておけば大丈夫です。 - ドレンワッシャー(M12)(例:デイトナ 品番95395 amazonリンク)
- 廃油ボックス
- ウエス、新聞紙
- パーツクリーナー
- オイルフィルター(例:デイトナ 品番67926 amazonリンク→NC42(08-16)に適合)
必要な工具や道具
- レンチ(17mm)
- トルクレンチ(締付トルク:ドレンボルト30Nm、オイルフィルター10Nm)
- オイルフィルターレンチ(オイルフィルターに合うもの)(例:デイトナ 品番96320 amazonリンク→フィルター品番67926 amazonリンクに適合)
- オイルジョッキ(100cc刻みのメモリ付き)(例:キタコ オイルジョッキ1リットル 品番 980-0601100 amazonリンク)
- 手袋(オイルに直接触れるのを防ぐ)
- メンテナンススタンドorセンタースタンド
手順
アイドリング3~5分
センタースタンドや、メンテナンススタンドを立てて、車体を水平にし、アイドリングを3~5分おこないます。オイルを温めて排出しやすくするためです。(センタースタンド取付の記事はコチラ)
廃油ボックスをセット
廃油ボックスのビニールが、マフラーに当たると溶けるので、マフラー冷却タイムとして、アイドリング後は2,3分放置した方がいいです。オイル排出口は車体左側の写真赤丸の部分です。排出口の真下に廃油ボックスを置きます。下に新聞紙をひいておくと安心です。
ドレンボルトを外す
オイル排出口にあるドレンボルトを、17mmのレンチで緩めます。車体後方から前方に向かってレンチを回せば緩みます。
指で回るくらい緩んだら、指の腹を使ってボルトを更に緩めます。排出されるオイルはなるべく触れない方がいいので、オイルに強い手袋をつけておけば安心です。緩め続けると、ボルトは廃油ボックスに落ちますが、行方不明にはならないので、そのまま落とします。ボルトが落ちると、オイル排出口から、オイルがドバドバでてきます。
オイルの排出スピードを上げるため、車体右側にある、オイル給入口のオイルキャップを緩めます。外すとゴミが入りそうなので、緩めるくらいがいいですね。
古いオイルフィルターを外す(オイルフィルターを交換する場合)
ある程度、オイルが排出されたら、オイルフィルターを外します。オイルフィルターの頭に、オイルフィルターレンチをかぶせて、17mmのレンチで回します。車体の下から上の方向に回せば緩みます。
ここからも、オイルが出てくるので、新聞紙をマフラーの上に敷いて、廃油ボックスまでのオイルの流れる道を作っておいた方がいいです。オイルフィルター内に、入っているオイルが出てくるので、ドレンボルトの方がポタポタ状態でも、結構オイルがでてきますよ。ある程度緩めたら、手で回し切って、オイルフィルターを外します。
中にオイルが残っているので、下に向けて廃油ボックスに入れておきます。あとは、オイルが出てこなくなるまで待機です。オイルが出なくなったら、ウエスで外した場所を清掃しておきます。オイルフィルターのパッキンが残っていたら外しておいてください。下の写真は清掃後です。
新しいオイルフィルターを取り付ける (オイルフィルターを交換する場合)
古いオイルフィルターからオイルフィルターキャップを外して、パーツクリーナーで洗浄します。キャップが外れにくい場合は、ハンマーで衝撃を加えれば、外れます。
新しいオイルフィルターのゴムパッキンに新しいオイルを塗布します。オイル漏れしにくくなるそうです。
新しいオイルフィルターをバイクに手で回して取り付けます。手で回らなくなったら、オイルフィルターキャップをつけて、17mmのレンチで締めます。締め付けトルクは10Nmですが、10Nmのトルクレンチを所持してないので、手ルクで270度程度回しました。締めすぎは良くないので、後述しますが、オイルが漏れてきたら、増し締めする方がいいです。
ドレンボルトを取り付ける
ドレンボルトを廃油ボックスから回収して、パーツクリーナーで洗浄します。古いドレンワッシャーは再利用できないので、廃棄です。古い方を見てみると、少し潰れているので、役割を果たしていたことがわかります。
ドレンボルトに新しいドレンワッシャーをつけて、オイル排出口に取り付けます。手である程度回したら、17mmのレンチでドレンワッシャーが少し潰れる程度締めます。締め付けトルクは、30Nmです。今回は、手持ちのトルクレンチで締めました。
エンジンオイルを入れる
車体右側のオイル給入口のオイルキャップを外して、オイルを入れます。 給入口が狭いので、こぼさないよう工夫してください。まぁすぃいは、オイルジョッキを使いました。オイルを入れすぎて、後で減らすのは困難なので、規定量(オイルのみ交換時:3.0ℓ、オイルとフィルター交換時:3.2ℓ )より、微妙に少な目に入れておきます。
オイルをジョッキにいれて・・・ ここに入れる
オイルキャップを締め、ハンドルをまっすぐにして、アイドリング2,3分おこないます。車体右側の窓で、適正量オイルが入っているかチェックします。アイドリングを終了してしばらくすると、窓にオイルが見えるようになるので、不足していたら、追いオイルしてください。(おいおいる(((*≧艸≦))
オイル漏れチェック
ドレンボルトやオイルフィルターから、エンジンオイルが漏れていないか、目視でチェックします。今回は、オイルフィルターから少し漏れていたので、増し締めして、少しアイドリングして、再チェックしました。ビビりなんで増し締めが甘く、何回か繰り返しましたw オイルが漏れなくなったら、完了です。オイル漏れで少しマフラーが汚れたので、ウエスやパーツクリーナーで綺麗にしておきました。
廃油ボックスの廃棄について
廃油ボックスは、ビニールの口を閉めて、段ボールのフタをして、ゴミとして捨てることができます。分別は、地域によって異なるので、お住いの地方自治体のHPでチェックしてください。まぁすぃいは、HPでも判断できなかったので、ゴミ処理の課に電話で確認しました。
まとめ
今回は、自分でオイルを買うのが初めてだったので、とりあえず、HONDA純正のウルトラG1にしましたが、他のオイルも試してみて、お気に入りを探してみようとおもいます(∩`ω´)つ))シュッシュッ
ではまた(^▽^)/
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