ガソリンが減ってくると、ガソリンタンクが熱くなりますよね(;’∀’)夏場だと熱すぎて、まぁすぃいは太ももの内側を低温やけどしたこともあります。対策としては、ガソリンを入れる・太ももの内側に革でできているボトムスを履く・発汗性冷却インナーを履く等がありますが、今回は、ガソリンタンクの裏に断熱シートを貼り付けしてみました。正直、断熱シートだけでは不十分ですが、複合的に対策することで、ずいぶん乗りやすくなります(o^―^o)
それでは、やり方を説明していきます(^▽^)/
必要なもの
- 断熱シート
- 耐熱アルミテープ
- ウエス(多めに準備)
- リテーナ(型番:17711-SOX-931)
必要な工具
- 六角レンチ(5mm)
- レンチ(12mm)
- 先曲ラジオペンチ
- ハサミ
手順
シートを外す
まずは、シートを外します。
サイドカバーを外す
サイドカバーは車体の左右にあるので、両方外します。外し方は左右同じです。
シートを外すと、サイドカバー上部にボルトが1本現れるので、六角レンチ(5mm)で外します。サイドカバーの突起が車体のグロメット(ドーナツ状のゴム)に刺さっているので、水平に引き抜きます。前後2か所刺さっているので、丁寧に引き抜いてください。まぁすぃいは、グロメットごと引っこ抜けたので、グロメットを車体に戻しておきました(^▽^;)
タンクの後ろにあるボルトを外す
タンク後部のボルトを12mmのレンチで外します。ボルトを外すと、タンク後部が少し持ち上げられるようになりますので、丸めたウエスを挟んで、タンク後部を少し浮かせた状態にしておきます。
タンクと車体の接続部を外す
タンク後部を浮かせると、車体右側に黒いホースが2本見えます。白いL字の樹脂に接続されているので、車体前方にホースを引っ張って白い樹脂から引き抜きます。作業性は悪いです。頑張って2本とも引き抜いてください。(写真はタンクを外した後です。赤丸が白いL字の樹脂です。)
次に車体左側の電気系のソケットを外します。上部のストッパーを引き上げながら引っ張れば外れます。
最後に、フューエルホースを外します。タンク後方からタンク下面を除くと、写真のような接続部が見えます。
リテーナ(緑色の樹脂)の右側に黒いゴムがはまっているので、ヒダを引っ張って車体前方に向かって右にずらしておきます。黒い窓にリテーナのツメが引っかかっているのが見えます。ここがストッパーになっているので、フューエルホースは抜けません。先曲ラジオペンチでリテーナの右側にある突起を左右から押さえると、ツメが少し引っ込むので、黒い窓からツメがずれるようにリテーナを回します。黒い窓からストッパー部が見えなくなったらフューエルホースを車体左側に引き抜きます。フューエルホースを外すとガソリンが少し出てきますので、ウエスを下に敷いておいてください。もちろん火気厳禁です。
フューエルホース外しは、噂どおり最大の難関でした。リテーナを押さえながら回すのがうまくいかなくて、先曲ラジオペンチで押さえながら、ほんのちょっとだけ回して、あとはペンチを使わず、左手の指でリテーナの突起を押さえながら、右手で窓の方を回して外しました。手が入るスペースが狭く、素手でやったので、擦り傷だらけになりましたorz
タンクを外す
タンクを外した後にタンクをおろす場所を決めておいてください。地面に直置きすると、タンクが傷つくので緩衝材の上に置く方がいいです。まぁすぃいの場合は、段ボールを敷いて、その上にタオルを敷いておきました。
タンク後方を少し上げながら、後ろに引っ張れば、車体から外れます。後から、断熱シートを貼るので、天地さかさまにして、緩衝材の上に置きました。フューエルホースを外した管から、ガソリンはほとんど出なかったですが、ウエスでガードしておいた方が無難です。
あと、最初に外した2本のホースが、タンク裏に刺さってるか確認してください。刺さってなかったら、車体側に残ってるはずなので、タンク裏に差し込んでください。2本のホースは径が異なるので、挿してみてピッタリならば正解です。(写真の赤丸がホースです。車体側の白いL字の樹脂に接続されていました。)
断熱シートを貼る
CB400SFのタンク裏はフレームとの干渉部に黒いスポンジが貼り付けてあります。最初、断熱シートをスポンジのある部分も貼り付けようとしましたが、シートのサイズが足りなくなりそうだったので、途中からスポンジの無い部分にだけ貼ることにしました。タンクの前方(写真左側)の直下にエンジンがあるので、可能であれば、その部分だけでもスポンジの上からも貼った方が、効果は高いと思いますが今回は見送りました。
断熱シートは、デイトナの断熱グラスウール アルミシート付 300mm×400mmを使用しました。裏面に接着シートがついているのと、薄くてハサミで切るのがいいとのこと。グラスウールがシートの端から出てるので、耐熱アルミテープで端を押さえることにしました。
グラスウールは体に刺さると痒くなりますし、ガムテープで抜くのが大変なので、ビニール手袋+軍手+メガネで刺さるのをガードしながら作業しました。スポンジの隙間にシートを貼るので、シートをハサミで隙間の形に切っていきます。端は耐熱アルミテープを貼るので、1~2cmマージンができるように、小さめに切っていきました。型を取るのは面倒なので、目分量で切りましたが、何とかなりましたε-(´∀`*)ホッ
あとは、貼り付けたシートの端にアルミテープを貼っていきます。。。アルミテープを貼った後の写真を撮り忘れました(^▽^;)端にアルミテープを貼るだけなので、ご容赦を!
タンクを元に戻します
元に戻すだけなんですけれども、車体フレーム左右にある突起に、タンク裏の受けが差し込まれるように、戻さないといけません。タンクの後ろを少し上げ気味にしながら、後ろから前に差し込みます。タンクが車体のパーツと干渉しないように気を付けてください。干渉すると、塗装を削るかもしれませんので慎重に(^▽^;)
車体とタンクの接続部を元に戻します
車体右側から2本のホースをL字の2つの白い樹脂に接続します。ホースとL字のパーツは正しい組み合わせで接続する必要がありますが、径がかなり違うので間違えることはないはずです。相変わらず作業性は悪いので頑張ってください。次にヒューエルホースを接続します。接続作業中にガソリンが少し漏れてくるので、まず、下にウエスを敷いてください。新品のリテーナ(マニュアルでは再利用不可となってますので)をシルバーの管の方につけて、黒い窓にリテーナのツメが引っかかるように押し込みます。結構固いので、ぐりぐり押し込むようにしてください。ストッパーが効くところまで押し込めたらホースは抜けなくなります。最後にリテーナの方に黒いゴムパーツを引き寄せてください。隙間にゴムがハマって、リテーナの遊びが無くなればOKです。最後に、電気系統のソケットを接続します。これは、向きを合わせて押し込むだけなので簡単です。
タンクの後ろにあるボルトを締めて、サイドカバーを取り付けます
タンクの後ろにあるボルトは12mmのレンチで締めます。サイドカバーは、グロメットにサイドカバーのツメを押し込んで、サイドカバー上部のボルトを六角レンチ(5mm)で締めます。左右同じ方法で取り付けます。最後にシートを取り付けて完了です。
まとめ
耐熱シートを貼る作業の前の、ガソリンタンク外しにかなり苦労しました(^▽^;)この記事も、タンク外し中心になってしまいましたしw折角苦労して外したので、適当にタンク下に通していた配線をタイラップで綺麗にしたり、ETCの設置(自己責任)もやりました。肝心の耐熱シートの効果は、、、、劇的ではないですが、体感できる程度にはありましたので、やって損はないかと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!ではまた(^▽^)/
商品の紹介
断熱シート
今回使った商品です。デイトナ断熱グラスウール アルミシート付 300mm×400mm 。
この商品には、裏に粘着シートがついていますが、付いてない商品もあるのでご注意を!
コメント