【CB400SF】ブレーキレバー交換、クラッチレバー交換

CB400SF

CB400SF(NC42)ABSのブレーキレバーとクラッチレバーを社外品に交換しました。チョイスしたのは、U-KANAYAのアルミビレットレバーです。ちょっとした工具があれば、すんなり交換できます。バイクの操作性も良くなりますし、レバーは目立つ部分ですので、簡単にドレスアップもできて、超おすすめのカスタムです。まだやってない方は、参考にどうぞ(^▽^)/

必要なもの

必要な工具

  • マイナスドライバー
  • ソケットレンチ10mm
  • 14mmスパナ(メガネレンチやソケットレンチはNGです)
  • プライヤー

手順

必要なものや工具が揃ったら、cb400であれば年式に関係なく、以下の手順で交換できます。簡単なブレーキレバーの方から、やっていきましょう。

ブレーキレバー交換

ブレーキレバー側を外すのは簡単です。ピボットボルトとその下側にあるナットを外すだけです。

先に、写真のピボットボルトの下にあるナットを10mmのソケットレンチで外します。

次に上からマイナスドライバでピボットボルトを外します。

写真の赤丸部分が干渉して、ドライバーが差し込めない場合は、14mmのスパナで、青色部分を少し緩めると、赤丸部分をずらせます。

ピボットボルトとナットは再利用するので、パーツクリーナーで洗浄しておきます。ピボットボルトのネジが切ってない部分にグリスをつけておきます。グリスは、粘度が高めで耐水性であれば何でもOKです。(注)今回、グリースの塗布する対象物が樹脂製だったので、念のため、シリコングリスを多用しましたが、耐水性のある万能グリスの方が適切だと思います。ご容赦を(;’∀’)

新しいレバーにもグリスをつけます。古いレバーを見て同じ部分にグリースをつけておきます。

下の写真の赤丸部分が上の写真の赤丸のくぼみに入るようにしならがら、ピボットボルトを差し込んで仮組みします。

ピボットボルトを本締めしますが、締めすぎ注意です。ブレーキが動かせなくなりますし、ピボットボルトも破損します。あとは、下からナットを10mmのソケットレンチで締めて完了です。14mmのスパナで緩めたボルトも締め直しておきます。

クラッチレバー交換

クラッチレバーを外していきます。ブレーキ側と同様、ピボットボルトとその下側にあるナットを外します。ナットから先に外します。

下の写真は、ピボットボルトの下にあるナットを10mmのソケットレンチで外し、ピポッドボルトをマイナスドライバーで緩めた状態です。

次にクラッチワイヤー調整ネジの緩み防止用ネジを緩めます。固くて手で回らなかったので、最初だけプライヤーで回しました。上から下に回すと緩み、クラッチレバー側にずれていきます。なるべくクラッチレバー側にずらしておいてください。

最後に、クラッチワイヤー調整ネジ(赤丸)を上から下に回して緩めます。クラッチワイヤーも一緒に回ろうとするので、手で押さえながら緩めます。緩めると、クラッチレバー側にずれます。なるべくクラッチレバー側にずらしておいてください。

クラッチワイヤー調整ネジと、固定用ネジの溝を一直線に揃えてから、ピボットボルトを抜いて、クラッチレバーとワイヤーをごそっと外します。

クラッチレバーの裏を見ると、クラッチワイヤーの先端(タイコ)が溝に挟まっているので、外します。

ピボットボルトとナットは再利用するので、パーツクリーナーで洗浄しておきます。ピボットボルトのネジが切ってない部分にグリスをつけておきます。グリスは、粘度が高めで耐水性であれば何でもOKです。

古い方のクラッチレバーにグリースが塗ってあるので、新しいクラッチレバーの同じ位置にグリースを塗ります。

ワイヤー先端(タイコ)を新しいレバーに差し込んで、ワイヤーも元に戻して、ピボットボルトを回して仮組みです。

ピボットボルトを本締めしますが、締めすぎ注意です。クラッチが動かせなくなりますし、ピボットボルトも破損します。あとは、下からナットを10mmのソケットレンチで締めます。本締めが完了したら、クラッチレバーの位置調整をします。レバーを回すと、近くなったり、遠くなったりします、

最後に、ゆるゆるのクラッチワイヤーの調整をします。おそらく、今、クラッチレバーを握ってもクラッチを切れないはず。クラッチワイヤー調整ネジ(赤丸)を下から上に回して締めます。写真は撮り忘れたので使いまわしです(汗)。クラッチワイヤーも一緒に回ろうとするので、手で押さえながらネジを締めます。締めると、クラッチレバーから離れる方向にずれます。ある程度回したら、クラッチワイヤー調整ネジの緩み防止用ネジも締めます。締め具合は、手で締めれる範囲でOKです。でも、どこまで締めたらクラッチが切れるかわからないですよね。。。

そこで、車体左側に立ったままで、車体右側を覗き込んで、クラッチレバーをニギニギしてみると、写真のようにクラッチワイヤーが出たり引っ込んだりするのが見えます。クラッチを握って、綺麗な部分と汚れた部分の境目がちょうど隠れるように調整すると、ちょうどよかったです。ですが、あくまで目安なので、バイクに跨って、半クラをかけたりして、調整はしっかりお願いします。

これで、すべての作業は完了です。お疲れ様でした!

U-KANAYAアルミビレットレバーについて

インターネットでアルミビレットレバーと検索すると、たくさんの商品がヒットします。何を買ったらいいのか悩むと思います。
今回、U-KANAYAのアルミビレットレバーをチョイスした理由は、

  • 量販店(2りんかん)で、サンプルを展示していて、実際の握り心地を確認できた。
  • 国産で製造精度がいい→操作性が保証されるので事故のリスクが減る。
  • レバーの種類が豊富で、カラーも豊富。自分の好みの見た目、操作感のレバーが入手できる。
  • 2りんかんで、買い直しキャンペーンをしている。経年劣化の色落ちや転倒して破損しても、安く再購入できる。

です。正直、安いレバーでありませんが、操作性に関わる=命に関わるので、値段相応の価値があると思いました。皆さんも量販店で実物を手に取ってみられることをオススメします。

メーカーHPで調査したところ、商品の構成は、レバー部・取付アタッチメント部に分かれていて、レバー部は全車種共通、取付アタッチメント部で各バイクの純正ブレーキ・クラッチシステムに適合させているようでした。なので、CB400でも、年式やABS有無によってジョイント部は、しっかり適合チェックが必要です。また、ブレーキやクラッチの部品が社外品の場合は、適合しない場合があるので要注意です。一応、純正でなくとも、NISSINのマスター適合品は販売されていました。

AMAZON、楽天等の通販で購入する場合は、『適合』に注意して購入するようにしてください。

ちなみに、私が購入したのは、スタンダードタイプ(ロング、艶無し、ゴールド)、NC42 08-13 ABS車用、レバー位置調整つまみチタン色 でした。とにかく、細かく設定があるので、通販で購入時は、メーカーHPで、『適合』だけでなく、『仕様』もしっかり確認してから、購入するようにしてください。下のリンクは一例です。お好みの設定ではないと思いますが、リンクを踏んでいただけると、幸いです。それではまた(^▽^)/

コメント