スクーターの未塗装樹脂って白化しやすいですよね。我が家のPCX(JF56)の未塗装樹脂も購入してから9年目で、しっかり白化してたので、ピカピカレインの未塗装樹脂コーティングで対策してみました。3ヶ月間程度の耐久性があれば満足できそうなところ、メーカーは高耐久6ヶ月以上となってたので、期待大!実際のところ、どうなのよ~という方のために、施工してから3ヶ月間写真を撮ってみました。さて結果はいかに!
ピカピカレイン未塗装樹脂コーティングの説明
ピカピカレインというメーカーから販売されている未塗装樹脂用コーティング剤です。コーティング被膜で樹脂の劣化を保護します。重ね塗りも可能で、被膜を厚くすることもできます。撥水効果もあります。耐久は6か月だそうです。今回は、敢えて重ね塗りをせずに、白化した樹脂に施工して経過観察してみました。
薬剤の他、付属品は、スポンジと拭き上げ用ウエスです。
白化した未塗装樹脂
まず、施工前の写真です。悲しいくらいに白化してます。白化というのは、紫外線で樹脂表面に小さなクラックが入って反射で白く見える現象です。コーティング剤で、クラックを埋めてやれば、新車同様の黒々した状態に見えます(新車の状態に戻るわけではないですが。。。)普通の傷は白化じゃないので、消えませんよ(;’∀’)
コーティング施工方法
施工方法は簡単です。まずは洗車です。何か塗るときは、これ基本!あとは写真のように、商品付属のスポンジに薬剤をつけて塗るだけです。塗って3~5分したら、付属のウエスで、均一になるように拭き伸ばします。めっちゃ簡単!
メーター周りだけ、養生してみました。今考えたら、必要なかったです。もし、透明の部分の樹脂に薬剤がついたら、ウエスでしっかり拭けばいいので。
せっかくなので、黒色の梨地部分は、全て塗りました。マフラーカバーとか、エアクリカバーとか沢山ありますよね。薬剤はかなり余ったので、今回はやりませんが、重ね塗りに使えますね!
コーティング後の経過写真
条件としては、通勤で使ってて、駐輪中は基本、屋根アリ。バイクカバーは無し。紫外線は間接的に当たりっぱなし。外に駐車している場合もあって、雨に打たれるケースもありです。紫外線には結構当たってると思います。
施工直後
予想どおり、傷は消えませんが、施工前と比べると雲泥の差です!リアフェンダーとか傷がない部分は黒々してて新品に戻った気分です(⌒∇⌒)
施工後1ヶ月目
あまり落ちた感はないです。
施工後2ヶ月目
少し落ちてきたかな程度でした。リアフェンダーは黒々!
施工後3ヶ月目
写真じゃわかりにくいですけど、重ね塗りしたい気分。リアフェンダーは黒々をキープ!
結果発表
メーター周り等、上から紫外線が当たりやすい部分は、3か月で少し落ちてきてました。でも、施工前と比べると、やはり雲泥の差で、効果は十分持続してます。リアフェンダーは全く落ちている感はありませんでした。3か月で少し落ちてきた部分は、重ね塗りしていれば、メーカーの6か月耐久は充分もちそうです。個人的には及第点で、正直、もっと早く施工しておけばよかったと後悔してます。やっぱ樹脂が黒々してると気分アゲアゲなので(⌒∇⌒)
その他の白化対策
今回、白化対策をするのに何が一番いいか、色々調査したので、その他の対策も紹介しておきます。
ガスバーナーで軽くあぶる
缶のガスバーナーで白化した部分を軽くあぶります。バーナー自体は1,300円程度で安価です。メリットは一度施工すると、樹脂表面が白化前に戻ることです。デメリットは、パーツを外して施工しないといけないので、とても面倒ですし、バーナーをうまく使えないと溶けてしまいます。玄人向けですね。
シリコンスプレーを重ねて塗布
安価でお手軽ですが、雨で落ちやすいようです。
新品のパーツに交換
高価ですが、これが究極のやり方ですね(笑)古い年式だと、品切れになるので、そこだけ注意が必要です。
その他のコーティング剤を使う
ワコーズさんからコーティング剤が販売されています。耐久も6~12か月と長いです。値段がピカピカレインさんの2倍以上ですが、量が150mLと多いです。お試しするには少し高価なので今回はパスしましたが、複数台に施工するならコスパがかなりいいかも!
まとめ
色々な白化対策を調査しましたが、薬剤を塗るのが自分には一番合ってました。失敗がないですし、少なくとも施工して3か月は耐えられることがわかりました。今回は検証の為に、重ね塗りしなかったですが、やればもっともちますし、今後も施工継続決定です(^▽^)でも、一番オススメしたいのは白化する前に施工しておくこと。白化は止められないとは思いますが、長い目で見れば、対策の頻度も減るはずです。ではまた(^▽^)/
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